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2009-06-18 [ Thu ]
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5000系列の相次ぐ導入により数を減らしながらも、東急の準主力的存在となっている8000系列。677両が増備された中には、車体の断面がまっすぐではないバージョンもありました。このような車両は8090系と呼ばれます。

中でも8590・8690型には、将来みなとみらい線が開通した際の直通運行を見越して非常ドアが設置されたため、系列内でもひときわ特徴のある車両となり、この車両を含む編成には非公式ながら8590系という通称が定着しています。軽量設計車体でしかも地下鉄での運行に対応しているというこの車両の命運は、実に数奇なものとなりました。

最初のデビューは東横線、当時活躍していた8090系8両編成(8090-8190-8290-8490-8390-8190-8290-8090)の中間から8390-8190-8290の3両を取り出して、2編成分ずつ8590・8690と組み合わせ、8590-8290-8390-8190-8290-8390-8190-8690の8両編成を組む形で登場しました。

ところが1993年以降、田園都市線の増発要員として、最大3編成が転属していきます。抜けた穴は9000系が埋めました。8590-8290-8390-8190-8290-8190-8290-8390-8190-8690の10両編成2本が営業に入り、余った4両が予備車として長期にわたり長津田検車区で居眠り、ということになります。

その後、2002年に東武線への直通開始を前にして、田園都市線の増発要員となった8590系は再度東横線へ里帰り。東横線にとってもみなとみらい線開業・直通運行開始が1年後に迫ったときであり、見事な需給調整という形になりました。

さらに2006年、8590系には3度目の転機が訪れます。理由は5050系の製造が進んだため。8000系列の全面置き換えのため、今度は3編成が大井町線、2編成が田園都市線に再々転属します。これが現在の体制となっています。大井町線では、パンタグラフがシングルアームのものとなりました。

最新技術と東急の未来の期待を一手に背負って登場しながら、数々の運命に翻弄された8590系。東急でこの車両を見かけたら、その日は最大のラッキーかもしれませんよ?
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